こんにちわー、れんたろうでございます!
だいぶ時間が空いてしまいましたが、250TRのレストア再開していきます!
今回は乗り心地に大きく関係するリアサスペンション交換のチャレンジです。
はっきり言ってしまうと、道具さえあれば誰でも取り組みやすい作業です。
”乗り心地”も”見た目”にも変化をもたらしてくれるので、簡単に解説していきますー!
こんな方におすすめ
- 車高が高くて足裏が地面に着きにくい方
- 乗り心地を変えたい方
- 見た目を変えたい方
リアサスペンション交換作業 難易度:
リアサスペンション ローダウンについて
交換の経緯
だらだら話すような内容ではないので簡潔に・・・。
「リジットサスだと絶対しんどい!」からです。
ご覧の通り、この250TRは仲間になった時点でリジット仕様(サドルシート仕様)でした。
見た目的には限りなくロースタイルなのでカッコいい!のですが、、、搭乗者の体にはヨクナイ!
純正サスペンションに戻してしまうと、乗り心地は良くなるのですが、せっかくのロースタイルが・・・。
そこで憐太郎は考えた。
乗り心地
【◯】 純正 >>>>> ローダウンサス >>>>> リジット 【×】
スタイル
【ノーマル】 純正サス >>>>>>> ローダウンサス >>> リジット 【ロー】
というわけで、間を取って、ローダウンサスに決定です。
リアローダウンのメリット・デメリット
先述した通り、”乗り心地”も”見た目”にも大きく影響を与える部品がサスペンション。
そのサスペンションでローダウンする際の補足をしておきます。
メリット
- 足つき性が良くなる
- 車体が低くなり、かっこよく見える(見えやすい)
メリット① 足つき性が良くなる
ローダウンの恩恵で足つき性は向上することでしょう。
サスペンションが短くなればなるほど、両足が地面に着地しやすくなり、安定した停車・乗車がしすいです。
特に小柄な方、女性ライダーは足つきの不安から、ローダウンをしたいって意見は多いと思います。
メリット② 車体が低くなり、かっこよく見える(見えやすい)
車体が低くなり、低重心に見えることでカスタムした感がアップします。
どんなカスタムをしたいか、どんなスタイルにしたいかにもよりますが、
ボバーやチョッパースタイルにしたい方はローダウンが必須項目ではないでしょうか。
デメリット
- 乗り心地はよくない
- 車体を擦りやすくなる
デメリット① 乗り心地はよくない
間違いなく言えることは、ローダウンサスによって純正以上に乗り心地が良くなることはまずないです。
長距離、長時間ツーリングはしんどいと思います。
カスタムには”覚悟”が必要と言えるでしょう・・・。
デメリット② 車体を擦りやすくなる
サスペンションが短くなることで、車体自体も下がってしまいます。
よくあるのは、走行時に曲がろうと車体を寝かした時にステップやマフラーが擦ってしまう。
見落としがちなのは、リアフェンダーの内側とリアタイヤが接触してしまう・・・。
どれも危険です。
カーブも段差も神経を使いまくることになることでしょう。
搭乗者にもバイク車体にもいいことないかもですね・・・。
リアローダウンの総評
上記の通り、メリット以上にデメリットが大きいと思います。
それでも、「ロースタイルでかっこよくしたい!」、「試してみたい!」って方は是非ともやるべきです!
何故なら、不具合や悪影響(車体にも搭乗者にも)が出たら、純正に戻せばいいだけなので!
【総評】 初めての方にはチャレンジを推奨!やってみる価値はあるかも!
注意ポイント
ローダウンに伴い、車体の傾き加減によってサイドスタンドを交換する必要があります
リアサスペンション交換の工賃について
専門店に依頼すると、工賃は2,000~4,000円が相場のようです。
リアサスペンションは安いものだと左右で4,000円~、高いと20,000円を超えるものもあるようです。
作業自体は簡単なので、オーナー自身で交換する方が多いのではないでしょうか?
ただ、道具を揃えるのに資金が必要となります。
今後ご自身でメンテナンスやカスタムをされる方なら、先を見据えて道具を揃えるのも有りでしょう!
リアサスペンション交換に必要なもの
部品必須サスペンション本体
工具
必須スパナ
参考リフト
パーツクリーナー
ウエス
リアサスペンション交換作業
交換作業の手順
以下の通りで手順を進めていきたいと思います。
step
1 リフトアップ
車体後部を地面から浮かす
step
2 サスペンション取外
サスペンションを固定しているボルト類の取り外し
step
3 サスペンション取付
新しいサスペンションを取り付けする
step
4 リフトダウン
目視点検、動作確認をする
こんな感じの流れでやっていきます!
※以下、個人的見解・手順であるため、作業をされる場合は自己判断、自己責任でお願いします
交換作業 チャレンジ
ステップ① リフトアップ
センタースタンドがついている場合は、この作業は不要です。
この250TRにはセンタースタンドがついていません。
そのため、後輪を浮かせるためにはジャッキをセットして車体を持ち上げる必要があります。
フレーム下を覗いでみると、ステーが飛び出したりしているので、極力、フレームの平らなところを探してセットしましょう。
あと、上げる前に車体が前方に進んでしまわないように、念の為にフロントブレーキを効かせておきましょう。
準備が整ったら、持ち上げるだけです。
あまり高く持ち上げすぎないように、後輪1cm程度浮いたらOKでしょう!
ココに注意
倒れそうになったり、不安定さがないかしっかり確認しましょう
ステップ② サスペンション取外
車体右側からやっていきます。
この250TRはサイドナンバーステーが付いてるんですよねー。
(縦型ナンバープレートは違法になったので再利用できない・・・)
テールランプも装着されているので、ここは思い切って配線を切断します。
サスペンションの上側はキャップナット、下側はボルトで固定されています。
サスペンション本体は下側(スイングアーム側)の固定ボルトを抜いて、フリーにした状態から上側(フレーム側)の固定ナットを取り除けばスムーズに外せます。
車体からサスペンション(リジットサス)を取り外すとき、後輪が落ちる可能性があるので注意してください。
ステップ③ サスペンション取付
サスペンションが付いていない状態なので、パーツクリーナーで掃除をします。
掃除が終わったら、新しいサスペンションのブッシュ上下共にグリースを少しつけてあげると良きです!
(憐太郎の場合、全組みしてスタイルが決まったら、全バラシしてしまうので上記作業は割愛してます)
今回取り付けるのは、265mmダウンサスペンションです。
汎用品ですので、ブッシュ径が合えば取り付けできます!
250TRは上側が14mm、下側が10mm になるようブッシュとカラーで合わせます。
外した順番の逆で取り付けをします。
まず上側(フレーム側)を仮固定してから、下側(スイングアーム側)にボルトを挿入して固定させます。
片側ができたら、反対側の装着は楽だと思います。
ステップ④ リフトダウン
両方のサスペンションが無事取り付けば完成です。
ジャッキから車体を下ろして上げます。
下ろす際は、フェンダーやフレームにタイヤが接触していないか確認を怠らないようにしましょう。
ココに注意
チェーンカバーチェーンガードが装着されている場合、干渉するおそれがあります
車庫の中だと全体像がわからなかったので、外に移動させて確認します。
感想は「うーーーん。」
ある程度想定していました。
リジットサスに比べて4cmくらい?高くなりましたー。
そのおかげで、リアタイヤとリアフェンダーの隙間が気になりだした・・・。
横から見ると特にバランスが悪い・・・(ハンドルも高すぎるー)
というわけで、フロントフォークを突き出してみました。
さっきよりはマシかなー・・・。でも、リアの隙間がやっぱり気になる・・・。
やっぱり、リジットサスのロースタイルは捨てがたいですね。
フェンダーを交換するかも悩みどころですが、フロントが浮きすぎていた様に感じたので
フロントフォーク突き出してほうがバランスは良さそうです。
ただ、突き出しはあんまり好きではないので、これは対応が必要ですね・・・。
リヤブレーキシュー交換作業 まとめ
作業難易度:
無事交換は完了できました。
時間にしておよそ30分程度。慣れている人ならもっと早いと思います。
先述した通り、メリット・デメリットがあります。
メリット
- 足つき性が良くなる
- 車体が低くなり、かっこよく見える(見えやすい)
デメリット
- 乗り心地はよくない
- 車体を擦りやすくなる
メリットが大きいと取るか、デメリットが大きと取るかは人次第ですが、
憐太郎は乗り心地を少し犠牲にしてでもロースタイルを実現したいと思い交換しました。
走行したわけではないので乗り心地は完成後のお楽しみですが、作業として満足しております!
今後の課題
リアのサスペンション交換によって、なんとなくイメージが出来上がってきました!
しかしー、前後のバランスが崩れてしまったと感じてもいます。
今後これをどうしていくか・・・要検討です。
メモ
① リアフェンダーとリアタイヤの隙間
② フロントフォークの突き出し
リアフェンダーをこれ以上に下げた場合、搭乗した時の重みも加算されて、段差で擦る可能性がありますよねー。
悩みどころ・・・。
フロントのローダウンをしてまで下げる必要があるのか・・・
できれば先を見据えた時(今後イメチェンするかも)の場合も考慮しておくべきか・・・
とりあえずは、じっくり考えてみますー。
おしまい
※個人的見解であるため、作業をされる場合は自己判断、自己責任でお願いします