憐太郎です。こんにちはー。
先日『FLSTN ソフテイルデラックス』のドレンホースの交換を自分で実施しました。
FLSTN ドレンホース交換【FLSTN】カスタム/オイルドレンホース交換にチャレンジ
憐太郎です!こんにちは! FLSTN ソフテイルデラックスのエンジンオイル交換を自分で実施したんです! とても簡単にできる作業ですので、ぜひやり方・方法を紹介させていただきます!!! と ...
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参考にしていただいきたいところではありますが、、、本当はエンジンオイル交換について書きたかったところ・・・。
気を取り直して、本来伝えたかったオイル交換についてやり方・方法を紹介させていただきます!
オイル交換は自分でやることをぜひおすすめしたい!
ソフテイル エンジンオイルの交換 難易度 :
ソフテイルデラックス オイル交換について
オイル交換をDIY?
オイル交換をDIYで推奨する理由があります。
下記でメリット・デメリットを挙げてみました。
DIYのメリット
- ランニングコストの低減
- 仕組みが分かる・愛着が湧く
- 不具合を発見する場合がある
DIYのデメリット
- 工具など初期投資が必要
- 作業時間が必要
- 作業が正しいか不安がある
メリット① ランニングコストの低減
長くバイクと付き合う上でメンテナンスは必須です。購入費用だけでおしまいではなく、維持費もかかります。
その維持費を通算すると、以外に費用がかかるんですよねー。
だからと言って、維持費を抑えるためにメンテンナンスを怠るのは論外です。
であれば、どうするか?そうです、自分でやるのです。
自分でやることで、工賃2~5千円近く浮かすことができます。
憐太郎が色々と自分でできるようになった理由、お恥ずかしながらまさにこれなんです。
メリット② 仕組みが分かる・愛着が湧く
何故この部品があるのか?何故この作業が必要なのか?最初は分からいことだらけです。
ところが、面白いことにDIY作業をしていると理解が出来るようになっているのです。
それは自分で調べて、自分で作業をすることが影響していたんだと思います。。。
憐太郎の周りには、そんなに詳しい人や自分でやる人がいないのでGoogle先生しかり先人の皆様の知恵を拝見しまくりました。本当にありがとたいです涙
あと、手をかけているだけあって、愛着が湧いています。
周りにダサいとか思われているかもしれませんが、大事大事しながらこれからも付き合っていきたいです。
メリット③ 不具合を発見する場合がある
自分で触りだすと、今まで気づかなかった汚れやサビなどを発見します。もっと言うと、傷や破損を見つける場合もあります。
破損の場合、今後に大きく影響を与える可能性があるので、発見してすぐ治すことができます。
憐太郎の場合、ドレンホース交換をした今回がいい例だと思います。
故障による不動者にならないため、少しでも未然に防げれるなら、日々付き合う所有者の方がしっかり寄り添ってあげましょう。
デメリット① 工具など初期投資が必要
工具を揃えないことには作業ができません。揃えるだけに費用がかかります。
国産車の場合、共通して使える工具が多いですが、外車になると更にインチ工具などを揃える必要があります。
オイル交換程度であれば、そこまで工具も高くはないと思いますので、使い続けていればペイできちゃいます。
ただ、特殊な工具が必要な作業であればそれはDIYを諦めて専門のお店に依頼したほうが良いでしょう(特殊工具を仕様=難しい作業や専門性を問われる場合があるため)。
デメリット② 作業時間が必要
作業をするには時間を割く必要があります。
と言ってもオイル交換であれば15~30分くらいが目安になると思いますが、慣れないうちは1時間近くかかるかもしれませんよね、
時間はお金では買えませんから、時間を割けない方にはDIYは不向きと言えます。
デメリット③ 作業が正しいか不安がある
この手順で正しい?って不安になることがあります。特に初めての作業は。。。
積み重ねていくと、そんなこと思わなくなりますが、初めての方はそうは行きません。
これは個人的アドバイスですが、作業開始前に写真を色んな角度で沢山撮ってください。
心配であれば、作業を進める都度、撮ったほうが良いです。
あとは、心に余裕を持っていただくと良いと思います。
仮に失敗しても終了ではありませんから、その場合は専門の店でプロに直してもらえば復活するので。
失敗も重要な勉強だと憐太郎的に思っています(実際に失敗しまくってます)
ハーレーのオイル交換について(補足)
ドレンホース交換の際も記載していますが、念のため・・・。
ソフテイルデラックスのオイル交換と言っていますが、作業するのは”エンジンオイル”です。
ハーレーダビッドソン社のエンジン(TWIN-CAM)はオイルというと3ヶ所が対象となります。
メモ
①エンジンオイル
⇒ エンジンを正常に動かすために潤滑をはかるオイル
②ミッションオイル
⇒ エンジンに付属する”ミッション/ギア同士”の潤滑剤としてギアチェンジをスムーズにするオイル
③プライマリーオイル
⇒ エンジンに付属する”プライマリーチェーン”の潤滑をはかるオイル
今回作業をしようとしたのは、上記の「①エンジンオイル」の交換となります。
他のオイルについては後日対応予定です。
エンジンオイル交換の事前準備
エンジンオイルの交換については、前回にドレンホース交換をした際のホースを付け替える前までの作業は基本的に同じです。
FLSTN ドレンホース交換【FLSTN】カスタム/オイルドレンホース交換にチャレンジ
憐太郎です!こんにちは! FLSTN ソフテイルデラックスのエンジンオイル交換を自分で実施したんです! とても簡単にできる作業ですので、ぜひやり方・方法を紹介させていただきます!!! と ...
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念のため必要なものを書き出します。
エンジンオイル交換に必要なもの
- エンジンオイル
- オイルエレメント
- ドレンプラグ用Oリング
- パーツクリーナー
- シールテープ
- ウエス
エンジンオイル交換に必要な工具類
- インチ ソケットレンチ
- オイルエレメント用レンチ
- 廃油パック、受け皿
※漏斗等があると尚良い!!
先を見据えた場合、工具は揃えていて損はないですね。
メンテナンスを繰り返すうちに、十分元は取れることでしょう!
ソフテイルデラックス エンジンオイル交換 作業
ここからは、あくまで憐太郎式エンジンオイル交換となります。
※ドレンホース交換の記事と重複する内容あり
ドレンプラグを外す
エンジン下・フレーム下側を覗き込むとドレンボルトが見えます。
ソケットレンチを使って、ドレンボルトを外します。
と、その前に、トルクレンチがない方は、ドレンボルトにマジックなどで印をつけることでトルク管理をすると良いでしょう!
あわせて、できれば5分ほど暖気して、熱でエンジンオイルを柔らかくしてあげると抜けやすくなります(高温になるので作業は慎重に!)。
ドレンボルトは再利用予定なので、ナメないように丁寧に力を加えましょう。
間違っても、無理矢理力をいれたり、斜めにソケットレンチを差し込まないように気をつけてください、
ドレンボルトが緩んだ感覚があれば、ボルトを手で回しましょう。
熱くなっている場合、必ず手袋をして火傷対策はしてください!
また、地面に溢さないために、しっかり受け皿・廃油パックは下に準備しましょう。
ボルトが抜けたら、シート下にある油温計(キャップ)を外してあげることで、オイルが抜けやすくなると思います。
間違っても先に油温計(キャップ)を外してからドレンボルトを抜かないようにしましょう(エンジンオイルが勢いよく出てくるため)。
サイドスタンドを立てた状態で作業をしている場合は、車体を垂直にして上げる必要があります。
センタースタンドやジャッキがあると便利ですが、無い場合は車体に跨って垂直にするしかないです。
ドレンボルト装着
オイルが抜けきったら、掃除をします。
オイルが飛び散っていたり、付着している可能性上がるので、柔らかいウエスとパーツクリーナーで綺麗にします。
合わせて、ドレンボルト自体も綺麗にしてあげます。
レンボルトが綺麗になったら、シールを1.5~2周ほど巻き付けます。その上から、Oリングを装着してドレンボルトの準備は完成です。Oリングは都度交換することをオススメします。
ちなみに焦って作業を進めてしまったので、誤ってOリングの上からシールを巻き付けちゃいました・・・。
これは駄目なパターンなので、良い子は真似しないようにしましょう!
準備が整ったドレンボルトを車体に装着します。車体下で分かりづらいですが、ボルトが斜めにならないように注意しましょう。
ある程度、手で回してから工具を使ったほうが、ネジ山が潰れるリスク対策になります。
最後に締め込む際は、力を込めすぎないように注意してください。もし、作業前にマジックなどで印をつけていたら、その印に合わせてボルトを締め込むと良きです。
Newオイル注入
ボルトがしっかり装着された確認がとれたら、あとは新しいオイルを入れるだけです。
今回、憐太郎が使うオイルはツインパワー プレミアムエンジンオイル 20W-50です。
オイル交換時はおよそ3~3.5クオート(2.8~3.3リットル)必要と聞いていたので、一応4本準備しました。
(オイルが完全に抜けきった状態では4クオート(3.8リットル)のエンジンオイルが入るが、通常のオイル交換時はオイルが完全に抜けきることはない。)
溢れないように注意しながら、注入します。
※漏斗が見当たらなかったので、ボトルからダイレクト注入してやりましたが汚れる可能性あります!
2本目を注入したところで、油温計を挿してみます、油温計の裏にはオイル量を図るゲージが付いていますので、そちらで今どのあたりまでオイルが入っているか確認します。
試したところ、2本目にしてゲージの下の方にオイルが付着しました。
2本+0.3本分入れたらゲージはちょうどいいくらいでした。
れんたろうデラックスの場合は、独自のオイルドレン交換をしており、また漏れ出さないか心配なため、オイル量に関して今回はこれで良しとします。
次回通常より少し早めにオイル交換をしようと思います。
最終確認
オイルの量がゲージの適正値内に収まれば、後は復元するのみです。
オイルキャップ(油温計)差し込み式になっていますので、奥までしっかり差し込みましょう。奥まで差し込まれていない場合、そこからオイルが溢れ出たり、雨や洗車などで水が入る可能性があるので、気を抜かず確認しましょう!
シートも取り付けたら、最後にオイルが垂れていないか、外装に付着していないか要チェックです。
余計なオイルが付着していたら、柔らかいウエスやパーツクリーナーなどを使って綺麗に除去しましょう。
※心配な方は、少しでも試走してオイル漏れが無いか確認するとベストでしょう!
※【忘備録】オイルエレメント交換・・・※
とここで、やらかしたことに気づきました。
まさかのオイルフィルター交換し忘れたってゆー・・・・。
ドレンホース交換で頭いっぱいいっぱいになってたんでしょうね、って言う言い訳。
オイルフィルター・エレメントの交換も簡単です!
今回は新しいオイル入れてしまった以上、今更フィルターを取り外すことができないため諦めます。
次回交換時には必ずフィルターも変えますので、お楽しみ?にしてください、すみません。。
ソフテイルデラックス エンジンオイル交換 まとめ
オイルドレンホースの交換 難易度 :
上記の通り、ソフテイルデラックス(ツインカム)のオイル交換をしました。
憐太郎自身、ソフテイルデラックスについては初めてのオイル交換実施でしたが、無事できました。
(オイルフィルターの交換は忘れやがったけど)
DIYのメリット
- ランニングコストの低減
- 仕組みが分かる・愛着が湧く
- 不具合を発見する場合がある
DIYのデメリット
- 工具など初期投資が必要
- 作業時間が必要
- 作業が正しいか不安がある
ダイナやスポーツスターなども基本的には同じ流れになりますが、ドレンボルトの位置が変わってくると思います。
ハーレーに限らず、バイクのオイル交換は誰でも行いやすいです。
それはバイクメーカーの設計の時点でメンテナンス性も考えてしっかりと設計されているからでしょう。感服します。
だからこそ、オイル交換をやったことがない人にも是非チャレンジしてほしいと思います。
次はプライマリーオイルとミッションオイルの交換も初めてのチャレンジをしていきます。
おしまい