こんにちわ、れん太郎でございまーす!
暫くの間、HPを放置してしまいました(諸事情により)・・・が、
本日は新しく加わった”仲間”を紹介しようと思います!
KAWASAKI / 250TR
言わずとしれた人気車種なにで説明は特に不要かと思います。
ただちょっぴり説明させていただくと・・・
歴史あるモデルでして、憐太郎なんかが生まれる前の1970年に発売されています。
それがモデル落ちしてしまったのですが、名車エストレヤのエンジンを活用して2002年に名前を同じくして復活!
中身は1970年に比べ別物にはなってしまうのですが、
当時のデザインなどを継承したKAWASAKIを代表するモデルになっていました。
マイナーチェンジでキャブからインジェクションにもなったのですが、惜しくも
2013年を持って廃盤となってしまいました・・・。実に惜しい(エストレヤは2017年に廃盤)。
仲間になった経緯
たまたまですが、不動車で処分されそうになっていたこの250TR。
かなりカスタムされているので、本来の250TRとは別車みたいで最初は・・・でしたが、
動かないからとかボロボロだから処分ってのが可哀想に感じてしまい、ファミリーに向かい入れることにしました。
だって、まだまだ走れるよって言っている気がして!(捨て犬とかも拾ってしまうタイプです)
ただ、車庫は既に車や農機具などで溢れかえっていたので、家に250TRを連れて帰った時は、
家族(主に両親)に本気でキレられました。親不孝者でごめんなさい。
250TRについて
先程も申し上げました通り、名前の如く、250ccになるため、中型二輪になります。
廃盤から10年経った2022年現在も人気は衰えておらず、よく走っているところ見かけます。
250TRはトラッカー?になると思うのですが、ちょっとした林道や山道でも走れますし、
カフェレーサーでもボバー・チョッパーでもカスタムし放題!
軽くて取り回しもしやすく、足つき性もいいので初心者の方や女性にもおすすめしやすい!
それでいて、250ccですから車検もなく、維持費も比較的抑えやすいと思います。
今から購入を検討している方については、中古車を探すことになります。
人気車種だけあって、中古市場には多く出回っていますが、
価格が近年上がっている点と車両状態は十分にチェックする必要があると思います。
重複しますが、簡単に下記箇条書きでまとめてみました!
良きポイント
- 250ccだから、125cc以下とは違って自動車専用道路も走れる!高速も乗れちゃう! ⇒ 制限なくツーリング可能
- 車検なし ⇒ 比較的経済的?だと思っています
- 国産車で人気車種!
- カスタムが無限大 ⇒ トラッカー、オールドスタイル、カフェレーサー、ボバー、チョッパーなどなど
- オールドルックなデザイン好きにはたまらない!
- キャブ車なら単気筒だからメンテナンスもし易い!
減点ポイント
- 速さを求めてはいけない・・・ ⇒ トコトコゆっくり走る派にはおすすめ
- タンクの容量がそこまでないので、ロングツーリング時はこまめな給油が必要
- キャブレーター仕様 ⇒ 2007年式以降はインジェクション仕様です、たしか
- 中古の状態があまりよくないのもあるっぽい
- 中古でも意外に価格が高かったりする(エストレヤの方が若干安い?)
- よく見かける・・・ ⇒ 人と被りたくないって方にはおすすめできないです
フィーリング
※試乗したいところですが、不動車になるため、レストア完了後にレビューしたいと思っています。乞うご期待。
250TRの可能性は無限大!
250TRは乗り手によってどんなカスタムでも受け入れてくれると思います。
前オーナー様はおそらく、かっこいいチョッパースタイルをテーマとしたカスタマイズを施されていました。
250TR カスタム内容
原型をあまりとどめていないこの250TRですが、
現時点(前オーナーによる)カスタム内容を忘備録として箇条書しておきます。
- マフラー直管 ⇒ これはまずい、近所迷惑なのでサイレンサー必須
- リヤフレームカット(チョッパー仕様) ⇒ フレーム残しておいてほしかった・・・
- リジットサス化 ⇒ 乗り心地に期待できない・・・
- ソロ(サドル)シート化 ※Easyriders製 ⇒ シート裏スプリングがないので、これは搭乗者を痛めつけ仕様・・・
- サイドナンバー化 ⇒ 当時は縦向きはグレーだったのでしょうが、現在は摘発されてしまうため、直します
- 社外テールランプ
- 社外バレットウインカー(前後)と移設
- 4.5インチベーツライト
- ハンドル 12インチ?アタックバー + 赤ラメグリップ
- タンク ブラック塗装 ⇒ ちゃんとしたプロによる塗装がしてありました
- フロントタイヤ交換 ⇒ FuckStone サイズ:4.00-19
- リアタイヤ交換 ⇒ FireStone サイズ:4.50-18 ⇒ 何故か前後でメーカーが違う・・・
- スターター、ウインカースイッチのサイドカバーに移設
よーく観察していると、フレームのカット処理とか、ウインカーの移設とか、細かい仕上がりが
きれいになってますので、おそらくショップとプロの方にカスタムしている感じです。
これはお金がかかってますねー。
この250TRについて 最後に・・・
不足しているものもいくつか有りました。
- バッテリー
- メーター、メーターケーブル
仮で車庫に転がっていたバッテリーを繋げてみましたが、セルは回るものの、
エンジンは一向に掛かる気配はなかったです。
とにかく、まずはエンジンが生きているのか確認する必要があります。
今後のレストアフローとしては、
- キャブレーターの洗浄
- バッテリーの搭載
- オイル、エレメント類の交換
- サビの除去(状況によっては再塗装)
- ナンバーの位置変更
- マフラーにサイレンサーを取り付け
上記内容を優先的に取り組んで行く予定です。
そして前オーナーのテーマを尊重しつつ、オリジナルのカスタムを加えていきたいですね。
もし元250TR、エストレヤオーナー様で心優しいアドバイスがあったら、ぜひ頂戴したいところです。
スキマ時間見つけて復活させていきます!
おしまい