YB125SP メンテナンス

【YB125SP】メンテ①/コストをかけず誰でも簡単オイル交換

2023/1/10

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【YB125SP】メンテ①/コストをかけず誰でも簡単オイル交換

2023/1/10

れんたろうですー。こんにちわー。

前々からずっとやろうと思っていたエンジンオイルの交換(以下、オイル交換)。

やってやりました。

自分自身で交換することをおすすめしたいと強く思っているので、

過程等を書いてみました。

オイル交換とは

今更こんなことを書くまでもないのでしょうが・・・手短に。

エンジンオイルはバイクを動かす上でエンジンを効率よく!大事に!してくれる多機能を持ち合わせた代物なのです。

よく聞く話だと、人間や動物で言う”血液”みたいなもの(・・・らしい)。

でも、載っているうちに、どんどん汚れてしまうんですよね。。。

仮に乗っていなかったとしても、劣化してしまうのですよね。。。

そんな汚れたエンジンオイル、劣化したエンジンオイルでエンジンを酷使していると・・・・お察しの通りになります。

生物もキレイな血液を循環させるからこそ、健康で幸せな毎日を過ごせるわけです!!

と、手短に話せていませんが・・・、オイル交換は定期的にしてあげることで長くバイクとも付き合っていけるわけです。

エンジンのオイルに限らず、エンジンの冷却水、ブレーキフルード、細かいとグリースだったりメンテナンスは必要です

 

オイル交換について

上記でお話した通り、バイクに限らず車なども共通してオイル交換は必ずし続けていかなければなりません。

それって、なんとなく面倒なイメージが付きまとわれがちです。

だからこそ、愛車は自分でやることをオススメしたいと憐太郎は思うのですが、

やったことがない人からすると嫌煙してしまうのではないでしょうか・・・。

オススメする理由を下に書き出してみました。

 

DIYのいいところ

メリット

  • コストを抑えられる!!

⇒ 毎回、なにかとコスト!コスト!と連呼すみません。。。でも、依頼すると工賃がかかりますからね。

  • YB125SPはとにかく簡単にできる!

⇒ これは間違いないです!後の過程で詳しくお話します。

  • コンディションなどがわかる

⇒ 直接、触れること、見ることで、傷とか汚れ、音や匂いなどの異変に気づくかも。

  • 愛着が湧く

⇒ DIYの達成感や満足感などから、より大事に大事にしようという思いが湧いてくると思います。

YB125SPに限らず、バイクを所有する方はみなさん共通事項だと思っています。

 

DIYのデメリット

デメリット

  • 手間がかかる!

⇒ 作業をするにも”時間”が必要になりますもんね(れんたろうの場合、”体力”と”やる気”も影響します、はい)。

  • 初めての場合、工具が必要!

⇒ コストを抑えられるのはあくまで2回目から。初期投資はどうしても避けられません・・・。

  • 汚れる(場合がある)、臭い(が気になる場合がある)

⇒ これは事前準備で対策を講じることで軽減することができるでしょう!

  • 初めてだからこそ、不安がある

⇒ 壊れてしまうのでは?動かなかったらどうしよう・・・など、初めてだと思ってしまう方はいると思いますが、何事も1歩を踏み出してこそ、経験値を積んでいくものだと思います!チャレンジ精神も大事です!!

”メリット”もあれば、やはり”デメリット”もあります。

でも、YB125SPは他の車種に比べてオイル交換はとにかくやりやすいです。

 

YB125SPがDIYしやすい理由

ポイント

  • エンジンにアクセスしやすい

⇒ カウルもついていないし、リフトアップなどの必要もなく、エンジンを触りやすい作りになっています。

  • センタースタンドがついている

⇒ 標準でセンタースタンドがついているので、安定した作業が可能です。

  • オイルの量が1リットル缶で済む

⇒ 指定量は1リットルなので、1リットル缶を1本準備すればいいだけです。

  • オイルフィルター・エレメント交換をしなくていい

⇒ 実はYB125SPにはオイルフィルターがないんです!余計な作業が少なく済みます。

※正確にはオイルフィルターに代わる部品がついているので、後ほど説明します※

他の車種に比べてかなりオイル交換のやりやすい環境になっているのが”YB125SP”なのです。

 

オイル交換にチャレンジ

それでは作業の方に入っていきましょう。

れん太郎が準備したものはこちらです。

参考

  • バイク用エンジンオイル 1 L ⇒ ホームセンターで600円くらい
  • 17mmパッキン付きドレンプラグ ⇒ 2~300円くらいでした
  • 17mmレンチ(スパナでも一応可)
  • 軍手(本当はゴム手袋とかの方が良い)
  • 廃油受け用のトレー
  • ウエス、ペーパータオル
  • 油吸収パッド ⇒ ダイソー製!
  • ガムテープ

 

作業前準備

まずは車体を極力、地面が平行な場所に移動させます。その際、センタースタンドも立てます。

エンジンが冷え切っている状態かと思いますので、エンジンを稼働させ、アイドリングをしましょう。

おおよそ10~15分ほどアイドリングしておけば、エンジンも温まり、オイルも排出しやすくなると思います。

センタースタンドを立ててアイドリング中

 

アイドリングしている間に道具の準備と確認をします。

よく廃油処分セットが売られていますが、個人的にはコストを掛けたくないので、100均(ダイソー様)にて”油吸収パッド”を代用しています。凝固剤もあるみたいなので、今度交換の際に使ってみたいと思います。

廃油トレーはそこらへんに転がっていたものを代用しています。廃油トレーの中に吸収パッドを敷き詰めてやりました!

下準備はこんな感じです。ガムテープはどこに使うかと言うと・・・

 

オイル排出

15分ほどが経過しましたのでエンジンを切りましょう。

そして17mmスパナを手に取り、ドレンプラグを外していくわけですが、オイルは高温になっていますので、

万が一手に触れてしまうことを想定して耐熱のゴム手袋を装着することをおすすめします!

ドレンプラグはエンジン左側にあります(サイドスタンド側)

 

あと先程ガムテープを準備していましたが、これは必須ではないです。

個人的に少しでもエンジンオイルで汚れないようにという思いから、ドレンの下側に貼って対策を講じるためなのです。

果たして意味があるかはわかりません・・・。

が、流れ出るエンジンオイルが飛び散らかすようなことは少ない気がしています。

汚れ対策とオイルの排出経路を確保してくれるはずの”ガムテープ”

 

ガムテープを貼り終えたら、早速ドレンプラグを外します!

ある程度緩めたら、手で押すようにボルトを回して緩めると手にかかる確率は少なくなると思います。

活躍?してくれているガムテープ!でもそれ以上にオイルが汚すぎる!!

 

エンジン反対側についている黒キャップ部分を緩めてあげると、空気の流れができるので、より早くオイルが排出されます。

固く締まっている場合は、ペンチなどでウエスを間に挟んでゆっくり緩めると良きです

 

Newオイル注入

エンジンオイルが抜けきったら、排出口をウエスできれいに拭き取り、新しいドレンプラグを装着します!

が、ここでトラブル発生!!

買ったはずのドレンプラグがない!!!行方不明・・・!

探しましたが見つからず・・・、仕方なく前のドレンプラグを再利用することにしました。

再利用は基本NGです!パッキンがエンジンとボルトの間に挟まれて潰れることで気密性を確保する・・・らしいからです

今回は泣く泣く再利用するので締めすぎず、かつ緩すぎないように装着します。今度は必ず新品を・・・。

再利用されたドレンプラグ・・・涙  1年近く交換していなかったオイルがとにかく汚い・・・涙

 

ドレンプラグを締めたら次は新しいオイルを注入していきます。

先程黒いキャップを外したところから注入していきます。

ここでまた、トラブル発生!!

オイル缶に”ジャバラ注ぎ口・ノズル”を装着しようとしたところ、それも見当たらず・・・!

ましてや、ジョウゴのようなものもないし・・・。

ナンテコッタ。

先程の捜し物で大幅に時間を押していましたので悩みに悩みましたが、決意!腹をくくりました。

「よし。ダイレクトで入れてやろう。」 ※相次ぐトラブルのお陰で肝心の写真を取り忘れました

 

右手にオイル缶を握り、慎重に・・・慎重に・・・少しづつオイルを流し込んでいきます。

出だしは順調!というより完璧!

キラキラした透き通る新しいオイルは、きれいな放物線?を描きながら、まるでアート作品かのように注ぎ口へと流れ込む。

こんなに上手くできるなら、今後もこのスタイルで行けるんじゃね?と自信に満ち溢れていました。

それが束の間、30秒後くらいにはだんだんと同じ体勢が苦しくなり・・・

少し体を入れ替えようとしたその時でした!

 

予想の通りこぼれました。完全に自分に過信してました。ナンテコッタ。

おかげで50mlぐらい損失しました!自分の過信のせいで。

ただ、万が一に備えてエンジン下にトレーを置いておいて正解でした。自分を褒めてやりたいです。

こぼれ落ちてしまったオイル。エンジン下にトレーを準備して大正解!

 

とりあえずこぼれてもいいやーと開き直って、作業を継続。こぼしながら無事注入完了!

黒いキャップ裏についている、ゲージでオイル量をしっかり確認。

規定内に収まっていたのでキャップを締めてあげます。

その後、エンジンにかかったオイルは、パーツクリーナーとウエスで綺麗に拭き取ってあげました。

万能パーツクリーナの出番は本来ない予定でしたが・・・

 

作業はこれにて完了です。

 

補足

先程YB125SPにはオイルフィルター・エレメントがない!といってました。

その代わりになるものして、実はストレーナーがエンジン下に隠されています。

原理としてはフィルターと代わりないのですが、取り外すためにはエンジンカバーを外さないと取れなかったはず・・・。

鉄粉とかが溜まっている恐れがあるため、本来はそのストレーナーも清掃したほうがよいのですが、初めての方には少し難易度が上がるかと思います。

不安な方は、2回に1回程度、専門のショップでオイル交換依頼時に聞いてみてください。

※コストをかけたくない方は、マグネット付きドレンプラグの装着がおすすめです

 

最後に

わたくし、れんたろうがチャレンジしたオイル交換はいかがだったでしょうか?

一言だけ言わさせていただくと、しっかり事前準備をしましょう(笑)

人それぞれ作業方法やコツなどありますので、一概にこのやり方が正しいとは言い切れませんが、

回数を重ねることで技術量も上がっていくと思いますし、違ったことにもチャレンジしてみたいと思うかもしれません!

ともに切磋琢磨できるようになれたらどんなに素晴らしいだろうか・・・と思う憐太郎でした。

 

おしまい

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