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【250TR】レストア②/お手軽に車体をスッキリさせてみよう

2023/1/28

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【250TR】レストア②/お手軽に車体をスッキリさせてみよう

2023/1/28

 

こんにちわ!憐太郎です。

先日、250TRのレストア作業の一つ、キャブレーターのオーバーホールに挑戦しました!

前回記事【250TR】レストア①/キャブレター清掃・調整は誰でもできる

  こんにちわ、れんたろうです! 先日(だいぶ前に)紹介した”250TR”のレストアをしていこうと思います。 250TRが元気に走り出すまでの過程を記録していきます。   第一弾と ...

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ですが、残念なことにエンジンがかかることはありませんでした(涙)

 

本来なら、オーバーホール再チャレンジに取り掛かるところですが、

エンジンがかからなかったショックがあるので、少し気分転換に違う作業をしたいと思います。

 

題しまして・・・”ちょっぴりスカチューン化”です!

 

 

250TRをスカチューンしよう!

スカチューンとは

バイクの車体に装備されている部品を削ぎ取って、軽量化を図るカスタマイズです。

よく、シート下スペースの電装品やサイドカバー、エアクリーナーなどを取り除いて、フレームのみの状態にすることが多いです。

カフェレーサー仕様にする方や、チョッパー、ボバーなどにカスタムする方が着手しています。

とことん突き詰める方だと、バッテリーなども外してしまうとか・・・。

正直なところ、”軽量化”と言うよりは、”カスタム感”を演出するためにされる感じですかね。

 

スカチューンのメリット
  • 軽量化
  • カスタムルックス
  • 初心者の方でも取り組みやすい ※状況によっては専門家の作業が必要なん場合有
  • メンテナンス性・作業性UP(狭いところにも手が入りやすくなる)
  • いざとなれば、スカチューン前に復元できる

 

スカチューンのデメリット
  • 軽量化の効果が薄い
  • 取り外すのに手間と作業が必要
  • (スカチューン前に復元したくなった場合が面倒くさい ※部品の保管必須
  • 補完部品が必要になる場合がある ※コストが発生する場合がある

 

250TRとの相性

250TRに関して、カスタムの方向性は持ち主の好みに応じて、どんなテイストにもできると思っています。

実際、中古車市場にはサイドカバーがついていないスカスカ仕様になった車体も多く散見されました。

 

上記で記載通り、カスタム感を演出したいので憐太郎の250TRにはぴったりですのでチャレンジします。

また、今回チャレンジするスカチューンは、誰でもできるような簡単レベルとして、

興味のある初心者の方でも取り組みやすい”エアクリーナーボックスの撤去”をしたいと思います。

 

スカチューン作業開始

作業を開始する前に必要なもの・工具を確認します。

 

準備するもの

●工具

プラス(+)ドライバー ※長いタイプもあれば尚可


  • ラチェット・ソケットレンチなど

 

●その他

ウエス

 パーツクリーナー

 

それでは早速作業に入りましょう!

まずは現状の確認をします。もともとカスタムをされていた車体のため、リヤフレーム周りが切断されていますが、

基本的にシート下は純正のままになっているかと思います。

まずは固定されていたシートを外します。シート下にはCDIやメインハーネスなどが隠れていました。

※CDIとは・・・エンジン始動に欠かせない火花を発生させる点火パーツ

シートと同時にリヤフェンダー外しておきました

 

次にサイドカバーを外していくのですが、250TRのサイドカバーはネジやボルトで固定される仕様ではなく、単純にツメを差し込むタイプでした。

引っ張ってもらうと両サイドとも簡単に外れます。

取り外してみたら、かなーりごちゃごちゃしていました。

どうやら、車体右側にバッテリースペースがあるの兼ね合いで、バッテリー配線やヒューズなどが手前に出ていました。

車体右側/ごちゃごちゃしていますので綺麗にしちゃいましょう

 

これからの作業は一言で言えば、”ひたすら見えているボルトを外す”作業になります!

上からでも横からでも下からでも・・・、特に順番もありません!作業のしやすいところから行っちゃいましょう!

わかりやすいように、れん太郎は上からやってみます。

上側はM10ボルトが4箇所固定されていますので、スパナ、メガネなどの使いやすい工具で外します。

(CDI固定ボルトはM6?かM8の2本で固定されていました・・・記憶が曖昧)

工具が届くようにスペースはしっかり確保しましょう

ボルトなどは無くさないようにトレーなどで管理しましょう

 

上側のボルト類が外せたら、次は横側に移ります。

横はバッテーリーケース部にM10ネジが1本ありました。

ちなみに憐太郎の車体はバッテリーがない状態で入手しています。バッテリーが搭載されている方は、ご自身でバッテリーを外す必要があります。

必ずマイナス(ー)側の配線から外してプラス(+)側配線を外すこと!

※250TRのバッテリー交換記事ではないですが、参考にYB125SPの配線取外をした記事です

参考【YB125SP】SAEコネクタ装着したったから、もう安心な件

こんにちは、れん太郎ですね。 久しく乗っていないYB125SPのプチカスタムをしたので投稿します。 その名も『お手軽充電経路の確保』! SAEコネクタの装着 最近はセルスイッチでスタートをするバイクが ...

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手前の固定カバーを外したら、M10ボルトが横に見えてきます

 

全てフレームに固定されていそうなボルト類を外したら、樹脂パーツを車体から取り除きます。

憐太郎が見ている限りは、バッテリーケース側をサイドに引っ張り出すと良さそうでした。

注意点としては、

  • 車体に合わせてパーツがギリギリの大きさで作られているため、無理に引っ張らず、可動域を確認しながら作業をすること
  • 配線に引っかかりやすいので、配線を傷めないように注意をすること

簡単なんですけど、配線が邪魔して苦戦・・・

 

バッテリーケースが取り外せたら、次は前側のエアクリーナボックスにつながるキャブレーターとホースを外します。

キャブレーターは前回取り外しをしていますので、同様に手でゴム部を凹ませてずらします。

キャブと接続されている下側にホース類が2本ほどあります。

ブローバイガス、AIS(二次エア還元)につながるホースになりますが、一旦外しちゃいます。

※AISについては環境によろしくないところですが・・・AIキャンセルする予定です

ホース類も引っ張れば簡単に外せると思います

 

エアクリーナーボックス取り外し

あとは、エアクリーナボックスを先程のバッテリーケース同様に引っ張り出すだけ!

なんですが、全然取り出せそうな気配がしない・・・。

少しづつずらしながチャレンジするのですが、フレームの何処かに当たったりするんです(涙

気がつけば、2,30分ほど格闘していました。

そして、空を見上げて憐太郎は思いました。

「・・・こいつは外せねえ」

スムーズに出てこれなくて、引っかかっている”エアクリボックス”

 

ここで諦めるのか。

いえ、諦めません。

ここからが”本番”でしょう!!(?)

ということで、いつもの脳内MTG(※ミーティングの略称)して思いついた方法は3つ。

メモ

①切断等破壊する ⇒ 却下

②エアクリーナーボックスを分割、バラす

③リヤタイヤを外すして、後ろ側にエアクリーナーボックスを引き抜く

選択肢は②か③になるのですが、どうしても面倒くさがりな憐太郎に取って、タイヤを外す作業がしたくない・・・。

上手く取り外せるかわからないですが、まずは”②エアクリーナーボックスをバラす”に挑戦することにしました。

 

エアクリーナーボックスをよーく見てみると、プラス(+)ネジが見えるので全て外します。

ただ、奥まったところにあるネジもあるので、長めのドライバーが必要となります。

見えづらいところにあるので、懐中電灯とかで照らすと見つけやすいと思います。

ちなみに、全部で11本ネジがありました。

 

ネジを全て外して、フレームの中でエアクリーナを分割します。

そして片方ずつなんとか取り外す事ができました。

取り外したエアクリーナーボックス

エアクリーナーボックスの中をじっくり観察・・・汚い

ボックスに装着されていたフィルターはボロボロで使用不可

 

作業の大詰め~完了

というわけで、大変な作業は概ね終了です!

エアクリーナーボックスやバッテリーケースなど取り外したら、シートした周りがスカスカになりました!

あとは、配線をシート下で上手く束ねて綺麗にするだけで”スカチューン”の完成です!

車体右側/配線が邪魔してますが、スッキリしました

車体左側/エアクリーナーボックスがシート下を占めていたことがわかります

 

本当はこれで完了としたいところですが、バッテリーケースはフレームの中に戻すことにしました

バッテリーを固定する場所がなくなってしまうので、一旦は戻して使います。

予算とモチベーションの条件が揃った時、バッテリー移設などを検討したいと思います。

せっかくバッテリーケースを外しているので、キレイキレイしてあげることにしました。

凍えそうな寒い冬の外、食器洗いのようにバッテリーケースを綺麗にしました

 

キレイになったバッテリーケースを車体に戻します。

これで完了です!

バッテリーケースを戻したら、スカチューンじゃない感・・・

 

スカチューンのまとめ

んー、どうでしょうか・・・。

バッテリーケースを取り付け直したことで、最初のスカチューン感が無くなりました(笑)

車体左側から見ると、ちょいスカっとした感じですが、右側は・・・何とかしたいですね。

本当は、配線を社外電装ケース、電装ボックスを取り付けて収めたいところですが・・・予算が・・・れんたろうに無い。


ただ、エアクリーナーボックスが無くなった分のスペースができたので、メンテナンスはしやすそうです!

いや~満足満足。

 

今回、”ちょいスカチューン”という名目で”エアクリーナーボックス撤去をしました。

思いつきで気分転換に取り組みましたが、気分転換どころか、結局、次なる課題を突きつけられた憐太郎でした・・・

 

おしまい

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